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美味しいだけでは

ワイン好きの知人たちと「どうしたらワインが売れるのか?」というテーマについて議論する機会が、立て続けにありました。
 
もちろんそのワインが美味しいことは大前提で、どうしたら多くの人に飲んでもらえるのか、という問題。
 
有名人がプロモーションするのが効果的だというのが大方の意見。

 

有名人とは、誰が聞いても分かるようなワインに造詣が深い芸能人やタレントのような人。
たとえば、辰巳琢郎さんや、石田純一さんや、田崎真也さんなど。
そういった方が特定のワインを「美味しい」と紹介すると、そのワインが市場から一気になくなる・・・というのは日本ではありそうなことではないでしょうか。
 
他に考えられるのは、○○ワイン検定や、△△ワイン大使などを活用すること。

 

ドイツワインケナー(上級ワインケナーもあり)、南アフリカワイン検定(終了してしまって現在はない)、ポルトガルワイン検定(ポルトガル政府認定)やポルトガルワイン杯(Wines of Portugal Japanese Sommelier of the Year)、オーストリアワイン大使(論文などもあり認定されるのは難しいらしい)、ジョージアワイン大使(例:Master of Wine の大橋健一氏)などちょっと考えただけでも様々なワイン産地の呼称資格や認定試験が挙げられます。

 

いわゆるメジャーな産地ではない国は認知を上げるためにそれぞれ頑張っているみたいです。

 

そういう意味では、日本酒もワインも似てるなと思いました。