旧ソ連諸国や東欧方面など、いわゆるマイナーな国のインポーターさんの試飲会などに行くと「このワインは和食に合います!!」とゆるふわなことを仰っている方をよく見かけます。
和食って、広すぎじゃないですか・・・
なんていうことを、ツイッターで「ロシア料理はシチーやカーシャだけじゃない!」というツイートを見かけたのでぼんやりと考えていました。
そりゃ、和食だって寿司やしゃぶしゃぶだけじゃないし。
ではジョージアワインには何が合うのか?ざっと書き出してみました。
ツィナンダリは味噌漬けや糠漬けなど醗酵系の食品と相性が良い。天ぷらにも◎。
ムツヴァネは蜂蜜のニュアンスがあり、カマンベールなどのチーズと合わせると良い。
キシのアンバーワインは、豚肩ロースや鯖の塩焼きに合う。
キンズマラウリは、インド系のスパイスをたっぷり使ったカレー(日本のカレーではなく)にチャツネや福神漬けを足すイメージで足し算ができるし、四川の香辛料を使った辛い料理にも負けない強さを持っている。デザートなら甘すぎないチーズケーキや、チョコレート、フルーツなどとも合う。
クヴェヴリで熟成させたサペラヴィの辛口の赤は、醤油味で味付けした肉料理(私が最高!と思ったのはわさび醤油でいただく和牛のステーキ)がとてもマッチして美味しい。
インポーターの方は、もっと勉強されたし。
じゃあジョージア料理なら何でも合うのか?ですが、ヒンカリに限ってはビールの方が合いますね。間違いない。