ソムリエの資格をもたないワインインポーターの友人と話していて、ワインとは共通言語だということを久々に思い出し熱く語ってしまいました。
共通言語といいつつ、ジョージアワインとなると他の地域のものとはやはり違う表現が出てくるような。
それは植生も文化も異なる世界だから。
でも相手に想像しやすい言葉で語ればいいのかな?と思い、工夫して話すようにしています。
たとえば、この写真の赤ワイン。
日本ソムリエ協会では、赤はルビーとかガーネットとか表現することが多いですが、ジョージアでは「ピジョンブラッド」。
ピジョンブラッドは直訳すると「鳩の血」ですが、鳩を絞め殺したところを想像する必要はなくて、最上級のルビー、またはその色のことをピジョンブラッドといいます。(できれば実物がほしいので、誰かプレゼントしてください)
さらに白ワインの表現も、黄色いお花は、ミモザ、きんぽうげなど。
果実はドライアプリコット、マンゴー、花梨。
その他の香りとしてヘーゼルナッツ、麝香、かな。
キシのクヴェヴリなどは香水のような、という人もいるけど、香水っていろいろありますよね。
どんな香水か、表現を磨いていくと尚良いと思います。