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3人のレヴァン

ジョージア出身の力士で元小結・黒海関として活躍された黒海太(こっかい・ふとし)こと、レヴァン・ツァグリヤさんからのお招きで在日ジョージア大使館主催のジョージアワイン試飲会に行ってまいりました。

ワインメーカーさんはDugladze(ダグラッツェ)。

営業コンサルタントの方が来ていて、製造過程の動画を流したり、日本未輸入のワインの紹介をしたり。

 

まずは泡から、といただいたのがこちらのゴールドエディション。セミスウィートで程よい甘さがとても心地よい、おいしいスパークリング。

この日出席していた栃ノ心関が大好きなワインとのこと。ブドウはツィツィカを使っているそう。

BRUTもあるんですね、と興味を示すとこちらも飲んで飲んでとじゃんじゃん注いでくれました。

こちらはたしかにしっかりドライな口当たりで、料理を選ばず何とでも合わせられそうです!

黒海ブランドの黒海エチケットワインもありました。

赤のサペラヴィは主要品種ですが、白に使われてるクラフナという品種は初めて聞きました。

 

聞くとダグラッツェは西のイメレティ地方にあるので、ブドウの植生が東とはやはり異なるのかも知れません。

黒海さんの応援に駆けつけた栃ノ心さんとの豪華なツーショット。

TIBAANI(チバアニ)は、リージョンの名称だそうです。

香りの優雅な華やかさとは違った印象で、味わいはとてもおとなしく静謐さを感じます。

私の大好きな品種、KISI(キシ)。

これと白身魚の手まり寿司との相性がよかったです。

醤油をかけないのがまた良かったのかも。

というか私が最近あまり醤油を使わなくなってきました。

醤油かけるとなんでも醤油味になって素材の味がわからなくなるのがいやなので。

複雑でどっしりとして、ビロードのようななめらかなキンズマラウリ。

ビロードという英単語が出てこなくて、シルクのようですねと言ったらワインメーカーの方は嬉しそうにしてたけど、ビロードってなんだっけと今調べてみたら、そう、ヴェルヴェットでしたね・・・勉強不足ですいません。

 

チーズや生ハム、メロンなどのフルーツとの相性が最高でした。

貴重なサペラヴィのレゼルヴ。

これは特に素晴らしかった。重厚感があって、それでいて重くなく、するすると身体にしみこむように飲める。それでいて翌日まったく残らない。これこそジョージアワイン。

左からレヴァン・ツァグリヤ(黒海関)、レヴァン・ゴルガゼ(栃ノ心関)、レヴァン・ツィンツァゼ(ジョージア大使)。

 

ちょうど三人が近くにいたので、「3人のレヴァンさんですね!」と言ったら笑ってました。