ちょっと自慢みたいな話なので気がひけますが、、日本ソムリエ協会のワインエキスパート試験の二次試験の成績が良かったことを人に話すと「生まれつき味覚が優れてるんですね！」と誤解されたりしますが、あれは完全に訓練の賜物なので、持って生まれたものではないです。。
「日本人って特に味覚の感覚が優れてるらしいんだよね」みたいな話が好きな人にはアレですが、日本人だけが舌や味覚の部分の運用能力が高いのかというと、そんなことないです。
「UMAMI (旨味)」だって呼び方がなかっただけで、六番目の味覚として以前から認識はされていたそう。
そして、絶対味覚なんて能力は存在しないと思います。
味覚に敏感なテイスター（味蕾の数は個人差があるそうです）が、経験や記憶定着により正確にその味覚を言い当てることを言うならそれは絶対味覚なんていう言葉で言い表すものではなくて、脳の使い方の訓練をした結果ということなのでしょう。