年配の方と話していると、「昔、いいワインもらったんだけどね~、XXXにしまいっぱなしにしてたからもうお酢になっちゃってるよね?」みたいなことを苦笑まじりに言われたりします。
結論から言うと、酢酸菌を添加しなければ、ワインは勝手に酢にはなりません。
じゃあ、酢になったと思ってるのは一体なんなんでしょうね。
ワインのランシオ香のことを、鼻を突くようなキツイ匂い⇒ペッペッ、これは酢だ!と思ってる可能性はあるでしょうか?
それじゃあワインビネガーって何だっけ?と軽くググってみると、余らせたワインの使い方としてお酢を少量入れて保存するやり方について紹介されていました。
要するに、やはり酢酸菌を加えて造るのがワインビネガーのようです。
イッちゃったワインがいつまで飲めるのかもよく質問されますが、熟成と劣化は紙一重なので、これは難しい問題です。
飲めると思えば飲める、ということで良いんではないでしょうか。