1976年、アメリカ建国200周年を記念し、パリで開催されたブラインドテイスティングにて、白ワインがトップに選ばれたガーギッチ・ヒルズ。
クロアチア出身のマイク・ガーギッチ氏(Miljenko "Mike" Grgich)はクロアチアの出身で、首都ザグレブ大学在学中に教授から「カリフォルニアはパラダイスだ」という言葉に感銘を受け、当時ユーゴスラビアだった自国を離れアメリカに移住。彼の父が祖国でやっていた自然農法を実践し、ワイン界では有名な「パリスの審判」事件では立役者となった1人です。
至る所で高い評価を得、「キング・オブ・シャルドネ」と呼ばれたシャルドネを是非飲んでみたいと思っていたので、テイスティングルームに入ったときは感無量でした。
「パリスの審判」で優勝したのち、独立して立てたという「ガーギッチ・ヒルズ・エステイト」。
駐車場のすぐそば、入り口からこじんまりとした建物内へ。
かわいらしい噴水がある憩いの場。
テイスティングルームの入り口。
「Intro to Grgich」と「Miljenko's Flight」をテイスティングさせていただきました。
ちなみにナパでは他のワイナリーでもよくみかけた「Waive」というシステムがあって、テイスティングしたワインを指定の本数購入するとテイスティング代金が相殺されて無料になるよ、というもの。
これがあるワイナリーでボトルを購入すると、かなりお得。
シーズン中の週末とあってお客さんも多く、スタッフの方も常に忙しそうで2~3人が入れ替わり立ち代わり接客してくれました。
1976年に世界一になったシャルドネ。
こんなテイスティングスペースも。
葡萄畑。