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ワインのBYO

ワイン会の場所を新しく開拓しようと思い立ち、ここ数日いくつか飲食店の方へ「ワインを持ち込むことはできますか?」と問い合わせさせていただいていたのですが、まだまだ日本はワインの持ち込みが難しいな・・・と痛感させられる結果となりました。

 

そもそも日本の飲食店はアルコール類で利益を得ているところが多いらしく、お酒の持込のハードルは高いのです。

他国と比べるとたとえばオーストラリアはお店がお酒のライセンスを取るのが大変なのでBYO(Bring Your Own)ができるところが多いのですが、これは文化の違いですよね。。

 

日本でも最近は一本あたり1,000~2,000円の持込料(「抜栓料」という用語を使うお店もあり)を払えば、持ち込ませてもらえるお店も増えてきたようですが、まだ一般的ではないんでしょうか。

コースを頼めば持込料はなしでOKというお店もあり、ワイン会のときはそのようなお店を使わせていただくことが多いです。

 

今回電話で話したお店の中には、そもそも「持ち込み」というものが分かっていないオーナーの方もおられて、「???」という状態だったのを、会の目的と都内の一般的な飲食店のボトル一本あたりの持込料の相場をお伝えしてなんとか了承をいただけそうだったのですが、慣れてないお店だと何かトラブルがあるとアレだしなー・・・とやはり慣れてそうなお店に決定しました。

 

ただ、持ち込みOKといっても勘違いしてはいけないのは、なんでもじゃんじゃん持ち込んで好き放題やっていいとか、飲み会の会費を安くあげるために量販店で大量に買ったアルコールを持ち込んで構わないということではなくて、どうしてもみんなで開けたい大切なボトルがある場合などに、飲食店さんでお料理をお願いする代わりに場所をお借りするというスタンスでいるようにするのが良いかなと思います。