来月カリフォルニアへ旅行することになったので、ソムリエ教本で勉強し直しています。
実はカリフォルニアはロシアとの関わりがあって、ロシアン・リヴァー・ヴァレーという産地があったりするんですよね。
2018年度版の教本はこの辺も詳しく書いてあって親切です。
カリフォルニアの歴史の項を読むと、19世紀初頭にアラスカやカナダ周辺に毛皮貿易で進出したロシアが、カリフォルニアに南下し、ボデガ湾の北にフォート・ロス(ロシアの砦の意)と呼ばれる拠点を築き、その地ソノマ・カウンティで最初の葡萄が植えられたと記載があります。
20世紀になると、1920~1933年の禁酒法時代を生き抜いた一握りの生産者たちに、フランスでのワイン醸造経験が豊富なロシア人醸造家アンドレイ・チェリチェフが有能なコンサルタントとして多くのワイナリーにアドバイスを与えたりと、ロシア人の貢献が窺えます。
というわけで実はとってもロシアと関連が深いカリフォルニア、予習しながらすごく楽しみにしています!