ここ数日、ガルガーネガのことばかり考えています。
というのも先日知人からルカツィテリ(ジョージアの白の主要品種)の特徴についてひとしきり尋ねられたあと、ふと「ガルガーネガっぽいですか?」と。
ガルガーネガっぽいのかな・・・考えたことない。
ガルガーネガのイメージって、スパークリングワインかソアヴェなんですよね。
ガルガーネガ100%のスパークリングワインって、初夏の夕涼みに飲みたいような爽やかな苦み。
ソアヴェは、軽やかで優しくて食事の前半に飲みたいような気軽さをもったワインという印象。
自分の持ってるガルガーネガについてのイメージはそういう感じです。
一方ルカツィテリは、100%ルカツィテリでスパークリングにすることってない気がします。
華やかさには欠ける品種なので、発泡性にするときはムツヴァネやツィツカなどフローラルな品種と混ぜて使うことが多い。
スティルの場合で考えると、ツィナンダリはルカツィテリとムツヴァネのブレンドだし、ルカツィテリ100%ってクヴェヴリ仕立てにしないと特徴に欠けるのではないかな。
ディデブリという会社のルカツィテリでけっこう好きな白ワインがあるんですが、味噌や糠漬けなど発酵食品に合いそうなニュアンスがあって、ソアヴェの洗練された感じと比べて、いい意味で田舎っぽく親しみやすい。
と、いろいろ考えていたら、ガルガーネガが飲みたくてしょうがありません。