ロシア人は、言いました。
「人生の前半は肝臓を苦しめ、後半は肝臓に苦しめられる」
酒飲みには痛い格言です。
さて、「神の雫」という漫画をご存知でしょうか?
ワイン漫画としては有名ですが、この漫画の単行本のうしろについてるコラムもなかなか勉強になります。
このコラムのところに書いてあった、作者の「人生で飲めるワインの量もあとバスタブ2杯分か・・・」というつぶやきを、ワインを買う際によく思い出すのですが、そう考えると無駄なワインは少しも飲みたくないという気になり、ワイン選びにも熱が入ります。
肝臓の濾過能力には際限があり、世の中のワインは無限だという哀しい現実について、いやでも考えなければなりません。