連休最終日、よく行く店のカウンターでワインを飲んでると、男女がうしろのテーブル席に着席しました。
彼らが一杯目にグラスで泡をオーダーしていて、最近入ったバイトのフランス人の男の子がちょうど新しいボトルを開けるところだったので、「テイスティングさせて~」とかいって私も一杯もらって飲もうとしたとき、テーブル席から男性が、
「このスパークリング、いつ開けたの?全然、泡がないんだけど」
振り返ってみると、男性がスパークリンググラスを高く掲げて不満そうな顔。女性が困ったような顔をしてこっちを見ていました。
抜栓するのを確かに目の前で見ていたので、「今開けたばかりですよ」と口添えして、ワインを口に含むと、液体に溶け込んだ泡が心地よく口の中いっぱいに広がり、とても状態の良いヴァン・ムスーであることが瞬時にわかりました。
(上の写真のように、サイダーみたいに大きい泡よりは、細かい泡の方が上質な泡だと思います。)
言われてスパークリングワインを口に含んだ男性、飲んでみて泡があることはおそらくわかったものの、引っ込みがつかずなんだかムスッとした表情のままだったので、どうするかなと思ってカウンターから様子を窺っていたところ、お店のシェフがつまらないギャグ(もう忘れた)を言って切り抜けてました。
お店って、いろんなお客さんがいて大変ですね。。
特にワインのこととなると・・・