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世界の日本人醸造家

世界で活躍している日本人のワイン醸造家に興味を持ち、ワインを集めてみました。

 

そのワイン会のご報告です。

Folium 2015 New Zealand Marlborough Sauvignon Blanc(岡田岳樹)

 

以下、インポーターのページより。

 

「東京生まれ、北海道の農学部を卒業し、カリフォルニア大学デーヴィス校でワイン作りを学んだ岡田岳樹さんの作るワイン。 2003年にはフランスサンセールのクロアンリが手がけるNZマルボロのクロアンリに加わり、栽培責任者として2009年まで働く。 その後、2010年に自身のレーベルであるフォリウムヴィンヤードを立ち上げました。
フォリウムとはラテン語で≪葉≫と言う意味を持ちます。マルボロのブランコットヴァレーに位置し、1996年に植えられたこの地域では樹齢の高い樹と2003年の若めのブドウが平均の倍に近い密植状態で育てられています。 畑の総面積は6.0ヘクタール、現在全てのぶどうの世話を岡田さんが一人で行っています。 」

Small Forest 2014 Australia New South Wales Orange Chardonnay(ラドクリフ敦子)

 

以下、インポーターのページより。

 

「農大時代に出会った日本酒に惹かれ、日本酒造りに憧れたが80年代後半、女性が働く門戸は開かれませんでした。84年、協和発酵に就職し品質管理や分析の仕事を務めるものの「ワイン」に出逢い、やはり醸造の道を歩き始めます。87年にココ・ファームでワイナリーの拡大に伴いワイン醸造含め3ヴィンテージを経験します。
ワイン造りと日本酒造りを経験した日本人初となる類い希なるワイン醸造家、オーストラリアのアッパーハンターより熱い情熱をお届けします。」

Osawa Wines Flying Sheep 2010 New Zealand Hawkes Bay Pinot Gris (大沢 泰造)

 

以下、インポーターのページより。

 

「『大沢ワインズ』はニュージーランドの美しさとクリーン&グリーンのイメージに魅せられた日本人オーナーにより設立された、夢の出発点に立ったばかりの新生ワイナリーです。ホークス・ベイ西端のマラエカカホに位置する大沢ワインズはただ既存のワイナリーを買い取るのではなく、自らが土地を耕し、葡萄の樹を植えるという、一からのスタートを果たしました。ワインは自社生産のブドウを使っており自然との共生から育まれる、安全で安心できる美味しいワイン造りのため「Sustainable Winegrowing New Zealand」に加盟し、 除草剤、殺虫剤、化学肥料の使用を最低限に控えるよう、努めています。2006年に最初の植樹をし、2008年がファーストヴィンテージです。」

Sato 2015 New Zealand Central Otago Pinot Noir (佐藤嘉晃・恭子)

 

以下、インポーターのページより。

 

「サトウ・ワインズのワインは、セントラル・オタゴで有機及びバイオダイナミック農法で育成されたブドウから造られます。「ブドウの樹は有機及びバイオダイナミックによって育成されるべきで、ワイン造りにおいても極力人の手を介さず、化学薬剤や添加物を使用しないこと」が二人の信念で、限りなく自然に任せたワイン造りを目指しています。畑とワイン造りのプロセスのなかで、自然の微生物のバランスが維持されてはじめて、ブドウ樹が育ったテロワールの真のキャラクターが純粋にワインに表現されると信じ、それがサトウ・ワインズの基本理念となっています。
評論家ジャンシス・ロビンソンも高くサトウ・ワインズを評価しており、自身の著書「The World Atlas of Wine 7th Edition」では、サトウ・ワインズをセントラル・オタゴの代表銘柄として紹介しています。」

Over the Rainbow 2017 Australia New South Wales Cowra Shiraz (木村滋久)

 

以下、インポーターのページより。

 

「元々はホテル勤務だったがワイナリーツアーに参加したことでワイン造りに魅了され、ニュージーランドで醸造家となった木村さんのワイナリー。ニュージーランドの象徴シダの葉と日本の象徴サクラのラベルが印象的。
干支に合わせて毎年変わる谷口智則さんのラベルデザインにも注目です。」

Bourgogne Passe-tour-Grans 2015 France Bourgogne(仲田晃司)

 

以下、インポーターのページより。

 

「メゾン・ルー・デュモンは日本人醸造家の仲田晃司氏が設立したネゴシアン。

彼は、大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱き、1995年に単身渡仏します。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、1999年ヴィンテージから委託生産や瓶買いをはじめ、2000年7月7日、ブルゴーニュ、ニュイ・サン・ジョルジュにルー・デュモンを設立しました。「デュモン」とは山という意味。仲田氏の生まれた岡山県の高梁にある、町のシンボル的存在のお城山、松山城をイメージしたもの。

心の中にはいつも故郷があるという意味でつけた名前です。「ルー」は、仲田夫妻が(カトリックの洗礼式における)"代親"になった、ルーちゃんという女の子にちなんだ名前です。」

Kindzmarauli 2015 Georgia Kakheti Saperavi (Late harvest) (本間真理子)

 

以下、インポーターのページより。

 

「2011年の東日本大震災当時、ジョイセフという国際協力NGOのスタッフとして、女性や乳幼児の支援に携わった本間真理子氏は甚大な被害を目の当たりにして、被災地に少しでも寄り添いたいと、30年勤めたNGOを退職。その頃、共同経営者を探しているジョージア人を友人に紹介され、「最高のワインで東北を応援できる」と信じ、思い切って、退職金で30ヘクタールのブドウ畑を買いました。
創業間もない2012年末、経営は楽ではありませんでしたが、少しでも東北を応援出来ればと願い、岩手、宮城、福島の仮設住宅の皆さまに1200本のワインをお届けしました。現在も「Wine for Two」という活動でワインをご購入頂いた方々の応援を頂きながら復興地を応援しています。

キンズマラウリは、醸造過程でタンクを冷却して醗酵を止める絶妙な手法で、自然な甘さを残す贅沢なセミスウィートワイン。ナチュラルで大地の恵みと呼ぶに相応しい豊かな甘さと渋みと酸味が絶妙に調和するビロードのようなアロマが特徴です。加糖や酒精強化を一切しないため、心地よい甘さが際立ちます。塩味の強い青カビ系のチーズとお楽しみください。」

どれもとても美味しく、世界中で日本人が頑張ってワイン造りを行っているということが確認できました。

 

ありがとうございました。