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サカルトヴェロ

ジョージア(旧グルジア)ワインのラベルの文字を読めたらと思い、ゆるくグルジア語を勉強しています。

 

グルジア語(カルトリ語)は全然ほかの言葉と似てない、独立した言語だそうです。

 

そのせいか、基本単語ですら他の外国語との共通点はほぼ見つけられず初歩段階でも苦労しています。

 

「ママ」が父とか(普通ママっていったら万国共通で母親のことだと思うでしょ)、「べビア」が祖母とか(ベビーに似てる単語がおばあちゃんだなんて)、「カヴァ」が珈琲だなんていうのは(カヴァだなんてスペインのスパークリングワインのことだよね)、我々を混乱させるためにわざとやってるのではないかとすら思いたくなります。。。

主催のジョージアワイン会では、「2015年に日本での国名がグルジアからジョージアに変わった」という話をよくしますが、その際に、現地語ではサカルトヴェロなんですよと話すと、決まって「全然ちがうじゃないか!」と参加者からどよめきが起きます。

 

でも、「日本も英語ではジャパン、ロシア語ではヤポーニヤ、現地語で二ホンかニッポンです」と続けると、みんな黙ります。

 

外国語を勉強することの効用は、自分の国のことって意外と客観的に見る機会がないのかもということに無自覚ではいられなくなることかと思います。