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怒らないで聞いて

ワイン好きというと、ワインの知識ない人から恐れられることがままあるような気がしていますが、ワインマニアの挙動のせいではないかと思っています。

 

「ワインのこと知らないからって、怒ったりしないから大丈夫だよ~」と思ってみても、私ですら、ここ一ヶ月くらいの間に少なくとも三回はワイン関係のことで他人から怒られていたことに気付きました。

 

一つめは、友達のワイン会に行ったときのこと。

たまたま隣にいた人に「このシャトー・ヌフ・ド・パプ、美味しいですね!」と話しかけたら、「シャトー・ヌフ・ド・パプが美味しいんじゃなくて、この造り手がね・・・」みたいなことを延々と説教されました。やれやれ・・・

 

二つめは、ワインショップの試飲会でのこと。

ブルゴーニュワインを気分よく飲んでたら、隣で試飲してたゴールデンボンバーの鬼龍院翔似の人がめちゃくちゃブルゴーニュ詳しそうだったので、感心しながらいろいろ聞いてました。

こっちはそこまでブルゴーニュ飲んでなくて聞くこともなくなったので、話をつなごうと思って「ブルゴーニュで好きな地区とかあるんですか?」って聞いてみたら、「そんな、リンゴとミカンとどっちが好きかみたいな質問に答えられるわけないじゃないですか?!」とキレられました。すいません・・・

 

三つめは、初めて入ったワインショップでのこと。

たまたま試飲会をしていたので、軽く説明を聞いたのちに「これってオレンジワインですか?」と何気なく店員さんに話しかけると、「ワインは赤か白だから、オレンジっていうカテゴリはなくて、最近世間では流行ってるから『オレンジワイン』とかって言われてますけど、これはあくまでマセラシオンの色なんですっ!」って一気にまくしたてられました。そうですか・・・

 

”いわゆる”オレンジワインっていえばよかったのかな?

そんなこと言うなら、ジョージアではオレンジワインじゃなくてアンバーワインですっ!って、喧嘩してもよかったんですけどね。 

 

好きなことなので熱く語ってしまうのはやむを得ないけど、いらいらしないでほしい。。