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タマダになる

タマダ、って知ってますか?

 

90年代のグルジア(現ジョージア)ワインといえば、この巨匠ピロスマニの絵画がエチケットに描いてある「TAMADA(タマダ)」を思い出すほど有名なメーカーだったのですが、このタマダがグルジア語で宴会の進行役を意味する言葉だと私が知ったのは最近のことでした。

はじめそう聞いて、幹事みたいなものなのかな?と思っていましたが、タマダはそれ以上に重要な役であり、大きな宴会のタマダとして任命されることは大変な名誉だそうです。

 

コーカサス地域研究の前田弘毅先生のお話では、「すぐれたタマダは宴会の一週間前からトレーニングをする。バターを食べるとか、走ったり身体を鍛えたりする」そうです。

 

すごいな、タマダ。

そんなジョージアの本気なタマダほどではないですが、ワイン会を自分でやるようになってから気付いたんですけど、主催でサーブも自分でやると何人ものグラスにワインを注いだりするわけで腕がすごい疲れるんですよ。

 

それで、今年は筋肉を鍛えようと思って年明けからまたジムに通い始めています。

 

あと、バター食べたり、走ったりしてすぐれたタマダを目指そうかな。