· 

ムツヘタ

ジョージア出身の力士、栃ノ心が初場所で優勝してから一週間が経ちました。

昔からのジョージアファンとしてはこのジョージア人気もジョージアワインへの注目も、一ブームで終わって欲しくないなと心から思います。

 

職場でも私が昨年ジョージアへ行ったのを知っている方が「ジョージアの人、優勝したね~!」などと声をかけてくださったりと、ジョージアの注目度が高まっているのを感じます。

 

栃ノ心の出身地がジョージアのムツヘタという古都であり、実家がワイン農家であるとニュースなどで報じられていたせいか、そのことに言及してくる方もいて、「その辺(ムツヘタ)なら行ったことありますよ」と応じると「えっ、そうなの?!」とずいぶん驚かれましたが、ムツヘタは首都から日帰り観光できるくらい近場でメジャーな観光地なので、ジョージアに行った人なら大抵は寄ったことがあるのではないかと思います。

 

実家がワイン農家というのも、その辺の地域でワイン造ってない家なんてあるの?と思ってしまうほど。

実家といえば、昨年ジョージアに行ったあと「スターリンの実家に行ってきました」と話したら「えっ、そんなに簡単に行けるものなんですか?!」と仰天されましたが、こちらも普通に観光地。

(上の画像は、スターリンの生家の玄関に座り込む筆者)

 

スターリンといえば、ジョージアの半甘口ワイン、キンズマラウリを愛飲していたことでも知られています。

あんな大粛清を行った人が、こんな甘口のワインを好んでいたかと思うといつもなんだか複雑な気分になります。

 

ワインの味の好みと性格は関係ないのかな。

【参考】

初優勝の栃ノ心、ユーラシア・怪力の系譜
ジョージア格闘史を振り返る
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52227