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中村クラス会

ワイン・エキスパート受験同期の、中村まゆちゃんが講師をつとめるクラスの新年会に参加させていただきました。

 

会場は、新宿三丁目の「ヴァン・デ・トラント・サンク」。

参加者25名で、ワインは持ち込み制だったので、25本のワインが集まりました。壮観!

 

それぞれが思い思いに選んだワインの話を聞いていくだけでも、大変に盛り上がりました。

私の持ち込みワインは自己紹介も兼ねてネタ的なものにしようと考え、ジョージアの赤ワインにしたのですが、なんと同じ産地・同じブドウ品種のワインを持ち込んでこられた方がいらしてびっくり。

 

左が私のワイン、右がほかの方のワインです。

 

左のワインはエチケットも昔ながらの重厚感ある、威厳に満ちた古めかしいデザイン。英語表記がトップにあるものの、グルジア語も大きく書かれています。飲んだ印象はやや荒々しさの残る力強いイメージ。かといってギスギスしたタニックな感じがあるわけでもなく出来は良いワインです。

 

右のワインは洗練されたデザイン性に富んだエチケット。英語が前面に出て、グルジア語はごく控えめに、探さなければみつからないほど小さな文字で書いてあります。きめ細かくビロードのようなタンニン。柔らかく、上品でエレガントという言葉が思い浮かびました。

 

私が資格を取った2014年には、サペラヴィもルカツィテリも名前を知ってる人はほとんど日本におらず、ワイン会に持ち込むと「えっ、何ですかそれ?(クスッ)」みたいな感じで笑われたりしていたものですが時代は変わりました。

こんなに性格の違うサペラヴィがワイン会で飲み比べられるようになったなんて隔世の感があります。

まゆちゃんがみんなの前で私を紹介してくれた際、「エミさんのことは一度見たら忘れないと思います!」と断言していたので、またまたそんな~と受け流していたら、本当に私のことを一度見ただけで覚えていた人がいてそれもびっくり。

 

「去年の10月、山梨県にいましたよね?」

「はい?山梨はたまに行くので。」

「三澤さんのところで・・・」

「!!!」

 

スマホの写真フォルダで探したら、私、たしかに2017年10月1日に中央葡萄酒の三澤彩奈さんのワイナリーにいました。

実は間違えて明野の三澤農場の方へ行ってしまって、そこで何も買えないとわかって呆然としていたところを見られたようです。

三澤農場の方ではワインを買えないという旨の張り紙がしてあったのでけっこう間違えて行ってしまう人は多いのではないかと思ったのが唯一の慰めだったのですが・・・なんか恥ずかしい。。

三澤農場ではワインを買えないことがわかった直後、せめて写真だけでもと思って撮った展示のボトル。

三澤農場の建物。

 

ちゃんと事前に予約をすれば、こちらでもテイスティングができるそうです。

調べてからくれば良かった。

勝沼のグレイスワインの建物。素敵。

http://www.grace-wine.com/our_winery/katunuma/

そんな驚きネタもあったり、今回お話しできた方の中には、今年はワインの資格を取ろうかなと意欲的な方がいらしたり、これから独立して飲食店を始めるんです!という方や、ダンスと料理が得意ですという方がいらっしゃったりで、一晩でたくさんの人から刺激的なお話をいろいろ聞きながら、ワインが好きな方って知的好奇心が旺盛で多趣味で人生に前向きに取り組んでいる方が多いんじゃないかなとあらためて感じました。

 

というわけで、とても楽しい新年会に参加することができて元気をもらえました。

 

バッカスに感謝!