日本にはブドウ以外の果実を原料にした様々なワインがあります。桃ワイン、いちごワイン、柚子ワインなどなど。
それってワインの定義からはずれているのでは?と疑問に思っていましたが、コーカサス地域に行ってみるとアルメニアなどでは柘榴(ザクロ)を使ったワインが一般的にありました。
アルメニアの首都イェレヴァンのレストランで飲んだザクロワインが美味しかったので、日本でも買えないかなとネットで検索してみたら、イスラエル産ザクロワインを発見。
「イスラエル産ザクロワイン3本セット ざくろ 柘榴 リモンワイナリー」
リモンワイナリーの「リモン」というのは、ヘブライ語でザクロの意味だそうです。
アルメニア語ではザクロは「նուռ (nurr)」、グルジア語では「ბროწეული (brots'euli)」なので、植生が近くてもこの辺の地域の言語はまったく似てないよね。
そしてイスラエル産ザクロワインの味は、アルメニア産ザクロワインとはやっぱり違う。
と思っていたら、先日有楽町のマルシェに出店していたインポーターさんがアルメニアのザクロワインを取り扱っていたので購入しました。
色調はルビーとチェリーレッドのような複雑性を帯びた色。
セミスウィートと書いてありますが、予想より全然甘くないです。
黙って出されたら、ブドウ品種は何だろうと考え込んでしまいそうです。