寒くなると、ホットワインを作りたくなります。
英語でホット・ワイン、フランス語でヴァン・ショー、ドイツ語でグリュー・ワイン、ロシア語ならグリント・ヴェイン。
各国の言葉が存在するのは、それぞれの国で親しまれているからでしょう。
作り方は簡単で、お手頃な値段のワインを小鍋に入れてそこに好みの果物(リンゴやオレンジなど)、好きなスパイス(クローブ、シナモン、スターアニスなど)を加えて温めるだけ。
留学していたモスクワの寮で、同じ棟内に滞在していたドイツ人やオーストリア人の友達が冬に寮の共同キッチンでホットワインを大量に作ってふるまってくれたのを思い出して懐かしい気持ちになります。