· 

アゼルバイジャン飯

アゼルバイジャンでお店に入ると、必ずと言っていいほどみんなが飲んでいるのがこのお茶。

 

カップやソーサーは、トルコで見たものと似てる。

大抵、薄切りにしたレモンが何も言わなくても一緒に供され、大盛りの角砂糖が置かれる。

一緒にツアーに参加したアルファンさんがすすめてくれた、Mangal Salad(マンガル・サラダ)。

アゼルバイジャンのサラダでは最もポピュラーなものだそう。

すりつぶしてペースト状にした茄子やズッキーニ、トマトなどが入っていて食べやすくてとても美味しい。

名前は忘れてしまったけれど、羊肉と野菜をたっぷり使ったスープ。

 

骨付きの羊肉がほろほろとくずれるほどとてもやわらかくて、ちっとも臭みがなくて、すごく美味しい!

アゼルバイジャンは、パンもとても美味しい。

 

パンにはこだわりがあるのか、料理を注文して、パンは要るかと聞かれたのでお願いすると、「焼き立てをもってきてあげるから、ちょっと待っててね!」と云って数分待たされたのちに、ふかふかのやつを持ってきてくれた。

こういう細長いのと、中央アジアっぽい真ん丸のがあったけど、どちらも良質の油を塗って仕上げてあって幸せな香りがして、とても美味しかった。

ちなみに別の日に入ったお店の前菜は、こんな感じ。

名前も食べ方もわからない野菜や木の実が豊富で、いちいち説明してもらってもまったくわからない!

レストランでも普通にお酒を注文できるので、言われなかったらこの国の大部分がイスラーム教徒であるムスリムの国だとは気づかないほど、お酒や豚肉に寛容。

 

隣のテーブルにいたイラク人の観光客は、アゼルバイジャンが気に入ってもう二回も来ていると話していて、「アゼルバイジャンの赤ワインは世界一美味しい」と上機嫌で肉料理に合わせてシラーを一本空けていた。